近頃バイオ医薬品とたまに聞きますが、バイオ医薬品っていったいどんな薬のことをいうのでしょうか。
バイオ医薬品の定義を掘り下げていくと非常に複雑になってきます。
大まかにいうと遺伝子組み換えやクローニング、細胞融合などのバイオテクノロジーを利用して製造されたものをこう呼びます。
このバイオ技術によって、少量しか生産できなかった薬の大量生産が可能になったり、新しい治療薬が誕生したりしています。
1970年代に遺伝子組み換え技術が実用化されてから、急速な発展をしてきています。
その第一号は1982年に開発されたヒトインシュリンです。
インシュリンはもともと膵臓から分泌される物質なのですが、非常に少量なため、牛や豚のインシュリンを使用し薬を製造していました。
この方法ではアレルギーも心配で大量生産も出来ませんでした。
それに比べヒトインシュリンはヒト由来なので安全性も高く、安心して使えます。
また、培養される方法で作られるため、大量生産も可能になりました。